令和7年 納骨堂法要 並びに 彼岸会永代経法座
2025年9月20日(土)21日(日)両日『納骨堂法要 並びに 彼岸会永代経法座』を勤修しました。
本堂にてお勤め・法話・納骨堂で焼香を行いました。
天候が心配されましたが、降雨もなく滞りなく執り行うことが出来ました。
総代様のご協力、感謝いたします。
法話では、浄土真宗にとっての「彼岸会」の位置づけについてご法話頂きました。
六波羅蜜について
「自力で悟りを開くための修行」とは捉えず、阿弥陀仏が衆生(私たち)を救うために完成させたものと考えます。
布施 ふせ 見返りを求めずに、他者に財産や心、教えなどを施すこと。
持戒 じかい 仏教の戒律を守り、規律正しい生活を送ること。
忍辱 にんにく 苦しみや侮辱に耐え忍び、怒りの心を起こさないこと。
精進 しょうじん 怠けずに、悟りに向かってたゆまぬ努力をすること。
禅定 ぜんじょう 精神を統一し、心を静かに安定させること。
智慧 ちえ 真実を見極める正しい判断力を身につけること。
現代は情報や競争が激化し個人主義の時代になりましたが、競争や拘りゆえに迷いが尽きないことを心得る必要があります。
浄土真宗の「他力本願」は現代社会においても、自分の力ではなく阿弥陀如来の本願によって救われるという姿勢が現代人においても救いになるかと存じます。
お参り頂きまして、ありがとうございました🙏




